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恵比寿
恵比寿 (渋谷区)
恵比寿(えびす)は東京都渋谷区の地名。地下鉄日比谷線、JR山手線、埼京線、湘南新宿ラインの恵比寿駅がある。また西にある、東急東横線の代官山駅も徒歩圏内。訛って、「えべす」とも呼ばれることがある。郵便番号は、150-0013。ヱビスビールと深い関りがあり、ビール広場・ビール坂・ビール橋などの地名が残っている。アメリカ橋も有名。
ローマ字表記は通常はEbisuだが、サッポロホールディングス関係の施設はYebisu(ヱビスビールと同じ)になる。
江戸時代は、下渋谷村・三田村と呼ばれており、渋谷川と三田用水に挟まれる農村で、大名の下屋敷が点在していた。1887年、現在のサッポロビールの前身となる日本麦酒醸造会社がこの地を工場建設用地として買収[1]。その地に建設された工場で造られて1890年に発売された「恵比寿麦酒」は発売直後から人気となり、東京を代表するビールブランドとなる[1]。1901年には、ビールの運搬のために日本鉄道品川線 (2008年現在の山手線) に貨物駅「恵比寿停留所」が開設された[1]。1906年には、貨物駅のそばに同名の旅客駅が開始される[1]。そして、1928年には、恵比寿通という地名が制定された[1]。その後幾度かの地名改正を受け、他に隣接する町などを統合して現在の恵比寿という地名に至る。1959年、ヱビスビールの名にあやかって、兵庫の西宮神社の恵比寿様の分霊を受け、恵比寿神社ができた。なお工場は1988年に移転され(現千葉工場)、現在は恵比寿ガーデンプレイスとして再開発された。サッポロビール本社もここにある。
旧地名
現在の恵比寿三丁目が伊達(だて)町、現在の恵比寿四丁目が豊沢(とよさわ)町であった。伊達町は宇和島藩(伊予10万石。仙台藩(伊達藩)の支藩ではなく、新規に国主格大名として取り上げられた)の下屋敷があったことに由来する。現在でも旧地名は町会名として残っており(豊沢町会、伊達町会)、また、恵比寿二丁目交差点を頂上とする坂を「伊達坂」と呼び、恵比寿二丁目交差点の別称は「伊達坂上」である(都営バスの車内放送でも併せて放送される)。現在でも、児童遊園名、マンション名やビル名などに伊達町、豊沢町の名を散見することができる。)なお、三鷹市にある東京無線グループの伊達交通は伊達町で開業したことに由来する。
恵比寿 風俗