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蕨市
蕨市(わらびし)は、埼玉県南東部にある人口約7万人の市。
全国の市の中で最も面積が狭く、区町村を含めても11番目に狭い(2007年現在)。人口密度は全国で東京特別区に次いで高い(東京23区を1つの都市とした場合、2008年現在)。2000年代前半時には東京特別区をしのいで人口密度全国1位の時期もあった。
主に住宅地からなるが、江戸時代には蕨宿が置かれ、中山道の宿場町として非常に栄えていた。この地で1946年(昭和21年)から開催されている成年式が成人式のルーツといわれている。全国的に珍しい有料公衆便所条例が存在する。
しかし、2009年を境にその公衆便所も有料ではなく無料の形に戻ることが既に決定済みだとも言われている。
* 日本の市町村を「五十音順」に並べると最後になる。
* タレント・俳優の石原良純が蕨市PR大使を務めている。
歴史
わらびという地名はいつごろから言われているか不明であるが、文献上、初めて「わらび」が見られるのは1352年(観応3年)6月29日付の「賀上家文献」で、「蕨郷上下」と記されており、ここで初めて蕨が文献で確認された。蕨市役所付近には、日本古来の日本住宅など多く残されており、旧中山道沿いに栄えた当時を偲ばせる美しい建物も多い。
* 上蕨村と下蕨村を合して蕨宿を称した。
* 1889年(明治22年)4月1日 - 蕨宿・塚越村が合併し、北足立郡蕨町となる。
* 1959年(昭和34年)4月1日 - 埼玉県内で23番目に市制施行。現在に至る。
地名の由来
蕨という名前は歴史が古く、地名の由来は文献にも残されていないが、諸説伝わっているうちの主に2つの説が有力とされている。
* 源義経が立ちのぼる煙を見て「藁火村」と名付けた、在原業平が藁をたいてもてなしをうけたところから「藁火」と命名したという「藁火」説。
* 憎慈鎮(じちん)の「武蔵野の草葉にまさるわらびをげにむらさきの塵かとぞみる」の歌をもって名付けた、近隣の戸田市や川口市にもある地名の青木、笹目、美女木などの植物にならって命名したという「蕨」説。
地理
埼玉県の「中央地域」と呼ばれる県南東部京浜東北線沿線地域の市の一つ。北をさいたま市、西を戸田市、東を川口市に接する。市域はおおむね平坦で、大きな山や川などはない。土地利用は主に住宅地からなる。
蕨駅は川口市に近接する市東部に存在し、この周辺が蕨市街である。蕨駅東口の繁華街は川口市域の敷地を一部含んでおり、川口市側の敷地も含め一体化する形で蕨市街が形成されている。
蕨駅西口の商店街は、埼京線開通前は戸田市からも多くの買い物客が来るほど栄えていたが、郊外に出来た大型店などの進出によって勢いを失っている。多くの商店主によると、借家でなく、持ち家なので何とかやっていっているとのことである。
蕨 風俗